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スマートウォッチは丸形が良い?Moto360 Gen2を数ヶ月使ったメモ

スマートウォッチのMoto360 Gen2を使い始めて、五ヶ月ほどが経過した。

購入した発端は今まで使っていた普通の腕時計を紛失したことで、次はスマートウォッチにしようと決めていた。 予想より早く購入することになってしまったが、特に不自由なく使えている。

電池持ちについて

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これは充電しているときの写真である。無接点充電で、時計本体にはMicroUSBケーブルを刺す穴はない。

電池持ちは悪い。だが、当初から悪いと予想していたので、思っていたよりはだいぶ長持ちする印象を持っている。

当初のイメージでは、朝に充電しても夜にはほぼギリギリ、家まで果たして持つのか!?という状況になるだろうと思っていた。

実際には、1.5日は持つ。朝出かけて、家に帰るまでには十分に余裕がある。

ウォッチフェイスが楽しい

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AndroidWearを選ぶ利点は、見た目が変えられて楽しいことである。実際には無難なデザインのものに落ち着くが、日によって変えたり、イベントのときにはイベントにあわせたウォッチフェイスにカスタマイズするのも楽しい。

正直なところ、腕時計は時計としての機能だけならほとんど不要な代物だと思っていて、世間的に時計に求められているのはステータスだったりデザイン性だったりだと思うが、デザイン性で言えばスマートウォッチは自由自在であり、その人のセンス次第で格好良くも可愛くも出来る。

ところで、痛スマートウォッチとか、推しアイドルスマートウォッチとか、担当スマートウォッチとか流行りそうなものだが、まだあまり見たことがない。

形状について

円形か四角か、というのはスマートウォッチを選ぶときのポイントだと思うが、どうせスマートウォッチでの操作などほとんどしないのである。四角の方が操作しやすいのは目に見えているが、上記のようにデザイン重視で丸形を選んだ。 実際、通知を見るぐらいで、アプリをスマートウォッチに入れて操作するなんてことはまったくしていない。

厚さ、重さ

気になるかと思っていたが、案外気にならない。もうひとつ大きいサイズの盤面もあり、そちらは電池持ちがより良いので悩んだが、今のサイズがギリギリ許容できる大きさに思えるので、小さいサイズにして良かった。

使い道

すでに書いたが、いわゆる腕時計として使うのと、あとはメールやLINE通知の確認程度である。

盤面が自由なので、デジタル盤を大きめに表示すると時間がとてもわかりやすい。天気の表示や予定の表示など、情報もいろいろ表示できるが、実際には天気予報はあまり見ない。予定の表示は案外便利で、時計を見て予定を思い出すこともある。

地味に便利なのが、スマートフォンの発見機能で、よく部屋の中でスマートフォンを行方不明にしてしまうので、スマートウォッチを操作してスマホのベルを鳴らすことでスマホ捜索をしている。

最近はウェアラブルという言葉も古くブームが来る前に過ぎてしまった感があるが、そろそろGoogleが謹製のスマートウォッチを出すという噂もある。身の回りに情報機器が増えてくると夢が広がるので、是非盛り返して欲しいと思う。

RaspberryPiでハムスター監視システムを作ろう 完成編

denpa-shinbun.com

構成

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なるべくインスタントな作りにしようとしたため、Dropboxを使う。

機材は、 赤外線LED 1,280円と、LED用電源ケーブル 990円と、

赤外線WEBカメラ 1,398円と、

元から持っていたRaspberryPi(5,780円)である。

元から持っていたRaspberry Piを除けば、4600円ぐらいで監視システムが構成できた。

Raspberry Piを加えれば、おおよそ10000円ぐらい。 RaspberryPiは他にも汎用的に使えることが多々あるので便利である。たとえば温度や湿度の管理もやろうとすれば同じRaspberryPiで構築できる。

motion

ストリーミングと動画ファイルの作成にはmotionを使う。 Raspberry Piにmotionをyumでインストールし、daemonの有効化と、ストリーミング設定と、動きがあったときに動画ファイルを保存する設定を有効にする。 設定ファイルは、 /etc/motion/motion.conf にある。

Dropboxへのアップロード

GitHub - andreafabrizi/Dropbox-Uploader: Dropbox Uploader is a BASH script which can be used to upload, download, list or delete files from Dropbox, an online file sharing, synchronization and backup service.

のスクリプトをcloneしてくる。

Dropboxのアプリケーション設定をブラウザであらかじめしておき、トークンやらなにやらを取得しておく。

Raspberry PiでDropboxにファイルをアップロードしてみた: Raspberry Piでやってみたのアクティベーションを参照する。

セットアップの注意点としては、motionユーザで設定する必要がある点である。 sudo -u motion ./dropbox_uploader.sh で、motionユーザのセットアップをしておく。

motionからアップロードする

アップロード用のスクリプトを作る

#!/bin/sh

FN=$1
AVI=${FN%.*}".avi"
TARGET=`date "+%Y%m%d-%H%M%S"`.avi
/home/pi/Dropbox-Uploader/dropbox_uploader.sh upload $AVI $TARGET
rm $AVI

このファイルのフルパスを、motion.confのon_movie_endに指定する。

まとめ

以上で、リアルタイム監視と、ハムスターに動きがあった場合にDropboxにアップロードする仕組みが完成した。 夜中の何時に起きて何時に寝ているのか、回し車はちゃんと回しているか、など健康チェックが出来るので非常に助かっている。

時間が出来たら、実際の動画ファイルをこの記事に載せておこう。

これは動画ではなく、携帯で撮ったどアップな写真 f:id:mczh:20170103193455j:plain

motionのstreamingが見られなくなっていたら自動で再起動させる方法

RaspberryPiでハムスター監視カメラを常駐させているが、たまにwebページが見られなくなっている。 当初はpsコマンドで監視すれば良いと思ったのだがうまくいかなかったので、代替案としてcurlを使う。

cronで定期的にcurlを実行してwebページへアクセスし、返り値がおかしかったら再起動させる。

以下のようなコードを用意して、

# healthchecker.shとして保存する

#! /bin/sh
curl localhost:8081
RET=$?
if [ $RET -ne 0 ] ; then
    sudo shutdown -r now
fi
sudo crontab -e

# 以下を追加する
*/10 * * * * /home/pi/Dropbox-Uploader/healthchecker.sh

これで10分おきに生存確認されて、死んでいたら再起動がかかる。

以上、簡単だがTILとして投稿