ちぎっては投げるブログ

Programming, Android, RaspberryPi, Digital Devices, Kinkuma Hamster...

RaspberryPiでハムスター監視システムを作ろう 計画編

うちに来て2週間強のキンクマハムスターさんだが、夜中にどれぐらい動いているのか気になる。 また、いつか旅行に行くときにちゃんと活動しているかを観察できるようにしておきたい。

というわけで、夜に暗い中で動いているハムスターを監視できるシステムを作っておきたい。

f:id:mczh:20161124204401j:plain デュナマルティ(ケージ)の掃除中に別の砂場ケージに待避してもらったキンクマハムスターの図

やりたいこと

  • 外部から非公開のライブストリーミングで見られること
  • 動きがあったら録画できること
  • 録画ファイルはオンラインストレージにアップロードできること
  • 暗所での撮影ができること
  • 電気代が多くかからないこと

一度作ったことのある、RaspberryPiと赤外線カメラとmotionアプリを使った方法で実現するのが良さそうだ。 あるいは、ちゃんとOpenCVで作るかも考えたが、そっち方面はもう勉強しても使うことがあまりなさそうなので、実用性重視でmotionでさっと作ってしまおう。

だいたいこんな感じにしよう

  • RaspberryPiに安い赤外線カメラをつなげる。
  • 赤外線カメラをハムスターケージの上に設置する。
  • motionアプリでstreaming配信&録画をする。
  • motionアプリから呼ぶスクリプトで録画ファイルをDropboxにアップロードする。

懸念点

赤外線はハムスターに有害ではないか?

ハムスターは赤外線を見ることが出来ないらしいので、少なくとも眩しいと感じることはない。問題ないはず。

外部に公開してセキュリティは大丈夫か?

まずはDropboxへのアップロードのみとする。一通りのセキュリティ対策を調査後にストリーミングを行う。

運用として、ほかのデータは置かないRaspberryPiにする(NASにしているRaspberryPiとは別にする)

常にストリーミングをするのではなく、自分が家にいないときだけストリーミングするようにして、ストリーミングに自分の映像が映らないようにする?

買うものリスト

  • 赤外線USBカメラ
  • RaspberryPi3

ひとまず、現在手元にあるものを流用し、現実的に遣い続けたいものとなった場合は追加購入する。

いつやるの?

次の土日かな……。実は勤労感謝の日にやろうとしたが、ポケモンで忙しかったので進んでいない。 環境だけでも作ろうかと思い無線LANの設定をしたら失敗したらしく、SSH出来なくなってしまったのでUSBキーボードとHDMIケーブルをひっぱりだしてくるのがめんどくさすぎて放置してしまった。

denpa-shinbun.com

ハムスターの体重測定とひきこもり

denpa-shinbun.com

はじめての体重測定

おおよそ二週間ほどがたち、ぼちぼち慣れてきた印象があったため、体重測定をしてみた。タッパーを小屋に入れ、ハムスターが入ってきたところを計量器に移動した。

2016/11/20(約二ヶ月) 60.5g f:id:mczh:20161121081004j:plain

そろそろ成長期も終盤だと思うが軽い。 キンクマハムスターは成体で80-120gぐらいと聞くから、まだ大きくなるだろうか。成長期はタンパク質多めが良いとのことなので、タンパク質含有率が高めのペレットと、二日に一度乾燥ササミを少量あげてみている。ペット用ニボシも買ってきてみたのだが、これはぜんぜん食べてくれなかった。

あげているペレット

タンパク質が多めのペレット

ニッパイのハムスターフード、通称デカペレ。とても大きい。これは頬袋に入らないらしく、口に加えて小屋に持って行っているのを見かけた。

そのほかに量の調整がしやすいので小さいペレットも与えている。 イースターのハムスターセレクション、通称ハムセレ。 こちらはタンパク質も含まれているが、デカペレよりは含有率が低い。

トイレ掃除

トイレもそろそろ洗いたかったので、水洗い(というかお湯)で洗った。砂を新しくし、その後に臭い付けのために前のトイレ砂を少しだけ戻した。

光を遮る

深夜はひたすら回し車を回し続けているが、なんだかどんどん起きる時間が遅くなっている。 昼間は人がいないが電気をつけて、夜には消すようにしているが、布があったほうが明るさ制御がしやすい。 今まで上にかぶせていた布が小さく半面ほどしか囲えていなかったので、ユザワヤで安い布を買ってきて、夜の電気が入らないように、でも空気は流れるように隙間を少し空けて被せておいた。

f:id:mczh:20161123231330j:plain

わかりにくいが、茶色いのが被せている布で、その下にハムスターケージが隠れている。 この写真では隙間を空けず、布を全面にかぶせている。

ひきこもりに……

これらをいっぺんにしてしまったのが良くなかったのか、餌をすべてほお袋に詰め込み、小屋に引きこもってしまった……。一度に大量の環境変化をさせてはいけなかったと反省する。

朝に見たところ、少なくとも補充した餌がなくなっており、トイレも使った形跡があるので、小屋でトイレをしているわけではなさそう。でも、回し車を回していたかはちょっと怪しい。

今夜は出てきてくれると良いけど……

f:id:mczh:20161121202456j:plain

追記:今夜は出てきた

今のとこ餌もその場で食べていて、すべてお持ち帰りはしていない。回し車も回してはいる。だが、最初期の爆走に比べるとゆっくりに見える。

ハムスターを飼おう 6日目の様子 温度調整器具と暖突の導入

denpa-shinbun.com

軽く指を噛まれる

エサを手からあげていたら指に興味を持ったようで、そのままカプリとやられた。

あんまり痛くはなかったが、そのまま強められても困るのでゆっくりと離れさせた。

焦らず慣らしていかないとダメなようだ。

六日目の動画


眠そうにエサを食べるキンクマハムスター

土日で見ていたが、昼間もたまに起きてトイレに行ったり、餌を食べに出てきたりする。 昼間の眠そうな様子をYouTubeにあげてみた。BGMがでかいかも……。

暖房器具の追加

寒さ対策にと注文していた商品がようやく入荷されたようで、暖突Mサイズとサーモスタットが届いた。

f:id:mczh:20161113182032j:plain

暖突は上から暖めるタイプのヒーター。通常は暖かい空気は上に向かって行ってしまうが、特殊な構造か何かで下に温度を伝えられるらしい。ハムスターは風を嫌うので、温風を送る仕組みじゃないのは嬉しい。

だが、暖突は暖める機能のみで、温度調整まではしてくれない。

そこで、温度を測って調整する器具を追加する。それがサーモスタットだ。今回は、小動物用と書いてあったミニマルサーモを購入した。Amazonのタイトルは鳥用となっているが説明は小動物も含まれる。

温度を測って、指定した温度を超えている場合には電源供給を止める仕組みだ。

外観

f:id:mczh:20161113182142j:plain

f:id:mczh:20161113182111j:plain

スケール感は上記の写真のように、デュナマルティ(ケージの商品名)の上部金網のだいたい半分をカバーする。

ただし、この撮影後に気がついたのだが、この向きだと蓋が閉められない。ダントツは横向きにつける必要がある。

f:id:mczh:20161113182041j:plain

ミニマルサーモの温度を測る部分はこのように吸盤になっている。ハムスターの手が届かない高さにつけよう。

ケージへの取り付け

f:id:mczh:20161113182124j:plain

横につけると良い感じのサイズ感だ。

この写真は仮止めしたときなので、二カ所しかビス留めしていないが、このあとに四カ所ちゃんと固定した。

f:id:mczh:20161113182059j:plain

サーモスタットもこのように。ちょっと吸盤が剥がれそうで怖い。

f:id:mczh:20161113182152j:plain

デュナマルティだと、ちょうどよくケーブルが通るだけの隙間があるため、ケージに穴を開ける必要はなかった。素晴らしい。

良いケースだ、デュナマルティ。

f:id:mczh:20161113182135j:plain

最後に電源を繋ぎ、サーモスタットの温度調整を確認する。

20-25℃くらいが良いだろうと思うが、サーモスタットの設置位置が高め&そこまで温度計測が厳密ではないので、何度にしておこうか悩む。とりあえず22℃付近にしておいた。

これで冬対策は完了。真冬を乗り越えよう。

denpa-shinbun.com